どうしてかワクワクしてしまう

ぼくは極めて知的好奇心が強い。
自分に好奇心があるものだから、人にもその尺度を当てはめてしまう。

この世界が実は並行世界のひとつなんじゃないかとか、どうしてパグの口元は黒いんだとか、卵の模様はどうやって決まるのかとか、最近気になることは多いけど、どうやら人は日常的にそんなくだらないことは考えないらしい。

たまたま見かけた数学の問題はとにかく解きたくなるし、それが小学生が作ったなぞなぞであってもだ。
知らないことを知ったり、納得したい欲が強い。
情報中毒者とも言うのかもしれない。

だから今やりたいことといえば、いま抱えている疑問を紙に書き出してそれをひたすら図書館やインターネットで調べることだ。それがぼくにとっては贅沢な休日の過ごし方だ。

それだけ知的好奇心が強いとつい自分の尺度を当然のように考えてしまう。
だから子供たちに解説している際に謎のテンションで話してしまう。

花火が見えた瞬間から音が聞こえた瞬間までの時間でおおよその花火までの距離が分かるよ。とか、
この数列の和を部分分数分解していくとすごくシンプルな式に変換できるよ。とか、
球の体積を微分すると球の表面積が求められるよ。

みたいに個人的にハッとした経験を、初めて知った時の熱量で語る。
波長の合う子だったら同じテンションで付いてきてくれるけど、大抵はぼくの空振りに終わる。ただこの前は小学生に子どもを見るような目で見られた。
この面白さをうまく伝える方法はないものか。