自由研究を機に図書館の使い方を知る

夏休みの宿題の定番であり人によっては最大の難関である自由研究。うちへ来ている子も四苦八苦しながらなんとか形にしてきた。

思えばぼくはそこまで熱心に自由研究をしていた覚えは無い。いつも通信教材についてきていた課題を自由研究にしたり、父親のデスクトップパソコンでテーマを調べたりしていた。

今ではベネッセや学研、さらには日本ガイシまでもが小中学生の自由研究テーマを多岐にわたって紹介してくれている。どんどん便利になる世の中でいまの子どもたちが少しうらやましい。
ただ、選択肢が増えたからといって、自由研究が劇的にやりやすくなったというわけでもない。

というのも学校の勉強が受動的にでも進むのに対して、自由研究は自らの好奇心を使って進めないといけないからだ。
疑問を言葉にして、どうしたらその疑問を解決できるのか順序立てて考えないと進まない。
それに小学生であれば、実験で得られた知識をさらに調べて深める必要もある。

そしてある日、実験だけではどこか内容が薄かった子がいたのでこれは調べ方を学ぶ良いチャンスだと思った。
何か情報を調べるのに今だとインターネットが隆盛を極めているけれど、ぼくたち大人でさえ科学的なエビデンスをもった正しい情報に行き着くのは困難だ。検索窓に調べたい語句と.orgをつければ、ある程度の裏付けが取れるけれど、やはり本で調べることはとてもよい経験だと思う。

そして図書館であれば司書に聞けば書名検索では出てこない本当にほしい情報が書いてある本に出会える。
その経験をしてもらいたいと思って4年生と2年生を図書館へと連れて行った。

久しぶりに来る図書館に興奮しながら、ただそれをなだめながらお目当ての本を司書に相談してみる。実際に見つかるとやっぱり嬉しい。
そうやって図書館は本を読むとこ、勉強するとこ以外の本当に知りたいことを調べるところとしてすこし認識を改めてくれたかもしれない。