親はぼくに期待をしなかったと思う、いい意味で

ヒビノケイコさんのこの記事(http://hibinokeiko.blog.jp/archives/33493707.html)を読んで改めて自分は幸せな環境にいたんだと思った。

タイトルは30代となっているけれど、10代にも20代にも当てはまる内容だと思う。
親の期待を早めに裏切ろうという論点において。

一部を抜粋すると

いくら頑張って親が思い描く方法に合わせたところで、私は幸せにはなれない。無理がたたって、不幸になる可能性が高い。親だって、学校も就職も結婚もずっとずっと期待した末に、それが結局かなわず、しかも子供が不幸そうな顔をしていたら、辛いだろう、と。

ぼくは両親からあれをしなさい、こうしなさいと言われることはほとんどなかった。
3人兄弟の末っ子という境遇も大きいのかもしれないし、あまり人の話を聞かないタイプだったからどこかで両親が諦めたからかもしれない。とにかく、勉強に関しても、進路に関してもなにも言われなかったし、一方で心配ごとはしっかり聞いてくれた。
その上、自分の進路に対して言葉で説明すれば意図を理解してくれるまで話す環境を作ってくれた。

つくづく感謝しかない。

この記事を読んでいて見えてきた親の姿とは、親が子どもの幸せを願うばかりに、自分の経験を我が子に当てはめて幸せを模索しているということだ。
人にとっての幸せがいくら想像したところで分かりようがないのと同じで、分からないからこそ親の考えた親の視点で親が過ごした境遇における幸せを提示もしくは押し付けてしまう。

大学まで進んだから我が子も大学まで進むべきだ、とか部活動で自分はかけがえのないものを得られたから我が子も必ず部活動をすべきだ、とか。

ただこれは自分への戒めとしても受け取って行くべきだ。
ぼくは一般的な就職をせずに自営業として今まで生きてきた。そしてこの決定をぼくなりに納得していまも暮らしているのだけれど、決して全員にお勧めできる選択ではない。ましてや無理強いなんてもってのほかだ。
と思えているうちはいいのかもしれない。

自分が人に対してやっている行為に自覚的になる良いきっかけになる素晴らしい記事だった。