人に教えるのが一番

毎日塾で子どもたちに教えるために予習をする。
この勉強のゴールは「納得してもらえるように説明できる」という部分にある。
教える側としては当然のことなのだけど、この目標設定は学生にこそ習慣にしてもらいたいと思う。

ぼくに限っていえば、大人になってからのほうが勉強が楽しくて達成感がある。
大人になって新たに得た知識が楽しさもたらしてくれたものも大きい。ただ納得してもらえるように、説明を前提にして勉強することで楽しさにつながった部分もある。
常にいかにその子が持っている知識と結びつけるか、学校の勉強が自分の見知ったことと地続きであるかを示したいと思っている。
その結果自分の中でも知識が点在しているのではなく、線として有機的に繋がっている。

今勉強をしているといかに言語化して伝えようかと画策する。
その試行錯誤が最も勉強になっている。

だから子どもたちにこそ説明を求めることも多い。
流暢に説明始めたかと思えば、途中でつまることもあるし、自分ではスムーズに説明できていると思っても受け手の頭では疑問が拭えないこともある。
いずれにせよ自分の理解に関して自覚的になれる。

勉強はどれほど内省ができるかで、効率が決まる。
自分はどこまで理解していて、どの分野に対して理解が足りないのか。そうやって、次にすべき勉強が決定していくのが理想だ。勉強をただの作業にしてしまわないために。